2017年5月17日水曜日

私は餅が好き


我が家にとんでもない存在感のマシーンがやってきました

昭和の中頃でしょうか、野口鐵工所が製作した野口式餅つき機です
ネット上でも資料が全くないため詳細は分かりませんが
自社の特許品だそうです


こちら、先代がパン屋と餅屋をされていたというお客様宅にあり


先月いろいろ買取りさせて頂いた際に
”5月には破棄してしまうのでこれもいかがですか?”と
見せて頂きました

重厚感のあるフォルムと塗装が朽ち、油まみれになるまで使い込まれた姿に
惹きこまれるほどの” 機械美 ” を感じてしまい
破棄されてしまう事が惜しく思ったものの、
転倒防止のためかコンクリートの床に埋め込まれていたことや
2mを超える巨体から想像できる重量に一度は諦めました

しかし、もともと餅が大好きな私

餅や団子、似たものを食べるたびに”餅つき機が~”と話す私に呆れ顔の妻
先週に入りやはりどうしても気になり連絡をさせて頂くと
既に母屋の解体が始まっており
数日中には破棄されてしまうだろうとのこと

スケジュール上どうしても伺うことが出来ないので
再び諦めて落ち込んでいた所、数日後にお客様から
” 解体屋さんが外して端に保管してくれているのでどうでしょう? ”
という連絡をいただきました

私、こういった縁にとても弱いんです

二度も諦めたのにチャンスを頂けるなんて!と心に響いてしまいました
重量や保管場所、その後のどうやってどこで使用していくのかなど
たくさんの問題はあるけれど、絶対運んで使ってみせる!と妻に宣言し
今や買取、古民家リノベーションなど我が家のスタッフと言える私の父に相談
買取の際、一度見ている父も引き取ることを喜び
力を貸してもらえることになりました

安全を第一に運ぶため下見をして解体後
積み込むことにしました

 

現場に行ってみると庭の大きな木も家もなくなり
とてもすっきりした状態に

これまで現場でたくさんの解体屋さんと顔を合わせてきました
職種が違えば物の扱いも全く異なるのでどんな外され方をしてあるか不安でしたが
本体を確認するとどこにもダメージはなく、丁寧に外してありました

解体に取り掛かると解体屋さんも見にいらして
お話しするととても良い方で、仕事の丁寧さに気を遣っていらっしゃる事が
会話の中でも伝わってきました

バラバラにして積み込み
”何年かかっても使えるように設置しますので
その時は絶対ついた餅を食べに来てください!”と
お客様と熱い約束を交わし、東京から群馬へ

当初はメンテナンス後に組み上げてから設置しようと話していたのですが
私も父も一度実際に回っているところを見たくなってしまい
急いで二人で組みあげ、多少のメンテナンスで試動させてみると
タンッ、タンッと心地の良い音で回りだしました
やはり機械は動いている姿が一番美しい

その姿に妻も6歳の息子も感動した様子
さて、どこに設置するかな 笑





ご自宅に眠っているオーディオをはじめ、機械類など
御座いましたらkodouguyaへご相談くださいませ!


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2017年3月29日水曜日

大変貴重な美人の舞妓さん / 吉田龍夫





我がコレクションに美人の舞妓さんが入荷しました




ただ美人なだけではなく、この舞妓さん大変貴重なのです
わかる方には一目でわかる、独特の切れ目に鼻筋・・・




そうです
” 昆虫物語 みなしごハッチ ” や ” ヤッターマン ” などでお馴染み
アニメ制作会社 タツノコプロの肉筆画


購入の際、遠目でもタツノコの真作とわかるほど別格といえるオーラを放っていたものの
誰の作画か自信がなく帰宅後、表の” 龍 ”の印を見て思わずドキッとしました







額裏を見ると ” 竜乃子プロダクション 吉田龍夫 ” の肉筆サイン

ひと目見た瞬間のオーラの謎が解けました
そうです、タツノコプロの創立者である吉田竜夫の本名




着物の柄やボディラインなど全体を豪快に力強く表現しながら
表情、指先や髪などの細部は緻密に柔らかく描きこまれている…

改めてこの気迫や表現力はアマチュアにはないもので真作だと確信し鳥肌が立つのでした



さらに、”新築祝” と 書かれたこの絵の制作は昭和52年5月25日とあり…
ファンの方はご存じですが、この年9月5日、吉田龍夫は肝臓がんのため亡くなっています

晩年に贈られた力作と呼べる素晴らしい作品



2005年には”日本のアニメを作った20人”特別功労者賞を受賞 (長女が代理)しています
そんなわけで大変貴重な舞妓さんなのですが

残念ながら保存状態がとても悪く、シミが沢山出てしまっているので
これ以上悪化しないようにしっかりと保存していきたいです




アニメグッズや絵画など一点からしっかりと買取させて頂きます
ご自宅に眠る美術品や不用品が御座いましたらご相談下さいませ



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2017年1月31日火曜日

◆ 大正浪漫 ◆ 写真館の子供椅子







大正時代から続く写真館で使われていた子供用のハイチェア



” 義兄弟 ”と慕うほど仲良くさせてもらっている田無駅近くにある
リサイクル&アンティーク ” WELL ” から譲り受けました


気さくな店主のセンスがとても好きで、よく遊びに行かせてもらってます


リサイクル系列の店でありながらアンティーク色が強く
レトロなおもちゃやデザインの美しい北欧ものなどあらゆるものが
店頭に並んでいるので興味のある方は是非行ってみてください!





撮影を目的として作られた椅子だけあって
細身の美しいフォルムと大正期のジャポニズムを感じさせるデザイン
とても良い雰囲気・・・



金華山の豪華で美しいファブリックも擦り切れて、使い込まれたことがわかります
沢山の子供たちがこの椅子で記念写真を残したのでしょう




木目の良いナラ材を贅沢に使用し、丁寧に作られてます
時代と共に飴色に変わったラッカーもとても素敵


ガタツキを修理して再び使用できるようにしてあげたい


この品は現在改装中の古民家、
納屋のギャラリーが完成後の販売となります




御自宅・御実家に眠るアンティーク品、
骨董品や家具、雑貨などが御座いましたら
是非ご連絡下さいませ。

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2017年1月1日日曜日

二紀会の重鎮 / 鈴木博


あけましておめでとうございます。


去年の目標は ” 買って 買って 買いまくる! ” という子供のような単純なものでした。
その言葉通り、前年比を遥かに上回る商品を扱うことが出来ました。


去年のたくさんの出会いの中でNo.1に嬉しかった品をご紹介します!











二紀会 ・ 鈴木博 / 鳥・人物画

はじめて鈴木博という作家の絵と出会ったのは10年ほど前、
古い雑誌に似たモチーフで描かれた素敵な作品を目にしてからというものの
密かに探し続けてきました。

同作家の作品は度々、見かけたり扱う機会もありました。
しかし、モチーフがより現代アート寄りであったり、
シンプルなものや可愛さが足りないなど私のコレクションとしての納得いく品がなく、
手元には残さずにきました。




鈴木博の作品は霞がかったような幻想的なタッチで描かれ、
本作のように少女の頭上に鳥や蝶、猫などの生物が描かれた作品を得意としております。

額は替えられており、破損していたため
今持っている中ではベストなものを合わせたのですが、
もっと古く重厚感のある額に変えたいと思っております。




今年は古民家を再生させ、
自宅にもギャラリーを運営できるようにしたいと思っております。


ご自宅に眠る絵画や美術品など御座いましたら
是非、ご相談くださいませ!


本年もよろしくお願いいたします。





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2016年7月15日金曜日

中出敏彦


スペイン最高峰の銘機 エルナンデス・イ・アグアド・・・


ではなくて、その門下であった
中出敏彦のアグアド・モデルを購入しました


製造年 :1970
モデル : S
トップ : 松
サイド/バック : ハカランダ
指板 : エボニー
ペグ : ホーナー

◆ 略歴 ◆

日本三代名工である中出阪蔵の次男

1932年 東京に生まれる
16歳からギターやヴァイオリンの製作を始める
1960年には独立し、自らの工房を開設する
1968年にはスペインに渡り、銘工 エルナンデス・イ・アグアドに入門
現在も現役で活躍中



当時のアグアド・コピーモデルはとても珍しかった為、思わず手が出てしまいました

新品購入した前オーナー様の話では1970年になんと30万円したそう・・・
当時のカタログを見る限りでは国内工房の多くが
20-30万円がフラグシップ・モデルの価格設定なのだからこのギターに対する自信の程が伺える

確かにパッと聴いた感じの雰囲気も、引き心地もアグアドに近いと思う




昔、日本で世界の銘器や日本の人気作家などのギターを集め
ブランドなどではなく純粋に” 音色 ”のみを評価するためのブラインドテストが
二回行われたそうでどちらもギターは見えず、順番もランダムな状態・・・
音色のみしか聴こえない中でのテストで最優秀に選ばれたのは
二度ともに中出敏彦のギターだったという逸話があります

情熱的でいながら漂い、柔らかく包み込むようなアグアド・サウンドを含みながら
いい意味でかっちりとした日本的なサウンドが基盤となっている結構好きなサウンドです




ご自宅・倉庫などに眠っているギター・楽器など御座いましたら
ぜひ買取させてくださいませ!!

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2016年7月4日月曜日

箱モノ・コレクション

気に入ったものであればいくつでもコレクションしたい!と
意欲を掻き立てられる品、それは・・・


” 箱モノ ”



私、箱になっているものにとても弱いんです
細工や風合い、出来栄えが良いと用途がわからなくても
ついつい買ってしまう…

今回はそんな私の箱モノ・コレクション 第1弾!!





中国でしょうか、七宝のジュエリー・ケース
華やかな図柄でありながら七宝が持つ独特の深みやグラデーションが
品質の高い落ち着いた高級感へとバランスさせてます




チーク材・寄木細工の北欧調小物入れ

DANSKなどにありそうなデザインです・・・でも




裏には小学館創立五十五周年記念とある、日本製なのです





どこの国かはわかりませんが、貝細工のジュエリーケース

ニュージーランド貝のように見えます
内側ローズウッド製




デンマークのカール・ハンセン・デザインのケース
ブラジリアン・ローズウッドと純銀象嵌されとても美しいです




日本のアンティークな弁当箱
とても可愛らしいフォルムだけでなく、造りも大変良いです




黒柿の筆箱
黒柿は稀少品種だけあって、なかなか大きな品や良く出来たものが
手に入りませんが、こちらは荒々しい木目を素朴に仕上げた所が気に入りました



日本の蛇腹式筆箱





銅製の箱、チベットなどの品で柄の違う
似た品を見た事があります 〔違ったらすみません〕



日章柄に真鍮象嵌されたタバコ・ケース


最後は私が最も好きな大正期の梅乃図七宝焼です
とても華やかでまさに大正浪漫!!



古箱、アンティークな空き缶や紙箱など買取大募集しております!!



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2016年6月25日土曜日

フィレンツェのラコートギター




気になる形の小汚いギターを購入しました
ご覧の通り、あちこち割れに割れ、はがれにはがれの好き放題荒れまくり

メーカー等は不明なのですが、ラベルの切れ端からフィレンツェと解りました
内側にシープレス材?貼りのハカランダ材と豪華な仕様ですが
褒める人のほうが少ない無残な状態

100年以上の時を経たと思われるラコート・ギター

あまりにも悪い所が多すぎる為、素人の私ではすべてを直しきれないでしょうが
裏板がパカパカしているので外してみようと思います

古いものと付き合うのは手間やお金、時間もかかりますが
現代の品にはないユニークな発想や時代を経た味わいを楽しむことができます

焦らず、ゆっくり直していこうと思います



壊れた楽器・オーディオや家具なども買取可能です
ご自宅に眠っている品が御座いましたらご相談くださいませ




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