2016年5月26日木曜日

1960年 アンセルモ・ソワール・ゴンザレス / フラメンコギター

わたくし、遠い昔にギターをやっていた事がありまして
教室やら専門学校に通った時期もありました…

一時期は寝ても覚めてもギターのことばかり考えて
100本以上所有していたこともありました 笑

大人になってギターを触れることも少なくなり何も弾けなくなってしまいましたが、
今でも弾くと心が落ち着きます
ギターは私の心の拠り所なのです
アンセルモ・ソワール・ゴンザレスというスペインの製作家の方が作った
フラメンコ・ギター、1960年製のとても古い作品
クラシック/フラメンコを嗜む方でも
名を知っている人は少ないマニアックな製作家なのです


私が出会った時は倉庫の奥で埃をかぶり、
長い月日を過酷な環境下で眠っていたかわいそうなギターでした

それでも奇跡的に割れや剥がれ、ソリすらなくて
とても良い音がしていたので思わず連れて帰ってきてしまいました





クラシックに限らず、エレキやアコースティックなど
ギタリストにとって1960年代の音楽シーン・楽器は” 黄金期 ”と呼べる時代


1970年代に入り、量産化が進み
”一本の製作の重み”が替わってしまったことや
材料不足もあり、また別のものと変わっていきます

どの年代も時代背景と共に面白みがあるのがモノの世界

しかし、60年代のギター全般に言える
人間味あるサウンドと弾いていてギターが”うたってる”という感覚は
この時期特有のものな気がします



押し入れや倉庫に眠っているギターや楽器などが御座いましたら
是非ご相談くださいませ


kodouguya
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